ドタバタです
太宰府市知的障がい児・者「手をつなぐ会」の
ネットワークの中には、水泳サークルもあります。
モトニノは、保育所の頃から民間のスイミングスクールで
水泳
を習っていたのですが、
他にも通っている子は、たくさんいました。
大人に近づくにつれ、ちびっ子クラスでは、違和感がでてきて
養護学校高等部2年の時に、教えてくださるコーチを探して
数人の仲間とサークルを作りました。
その名も「まほろば倶楽部」と、申します(笑)。
エ・コラボのメンバーsnowy
ともなお
も
このサークルで一緒に練習しています。
もう一人リーダー的存在のTくんと、4人でKコーチのご指導の下、
毎週1回、90~120分泳いでいます。
みんなそれぞれに民間のスイミングスクールで習っていたので、
そこそこ泳げは、したのですが当初は、色々癖があったりで、
「溺れそうバタフライ」や「沈みそう背泳ぎ」だったり。
いや~!あの頃は、笑わかしてもらいました。
Kコーチの愛情たっぷりな
、しかもハードな
指導を受けて今では、
みんなけっこう泳げるようになりました。
10分間通しで1列に並んで泳ぎ続ける姿は、
まるでスイミングスクール!…って、そうなんだって
。
クイックターンだってやるし、1日で3000M以上泳ぐ日だってざらです。
ほんと、あの子らがこんなになるなんて
。
今日は、年に1度の福岡県障害者水泳記録会でした。
こうゆう大会に出場する事は、
日頃の練習の成果を試すこと、課題を確認する為は、もちろん
社会性を見につけるためにもよい経験となります。
場所は、プールでは、ありますがそこも「社会」。
社会には、守らなければならないルールやマナーがあること、
仲間と助け合う事、周りにもきちんとあいさつする事など
学ぶことは、たくさんです。
Kコーチは、日頃の練習の中でも
いつもこんな事も含めて指導してくださっています。
そんな訳で、みんな張り切って泳いだんですが、
いかんせん飛込みが。
日頃、お借りしてるプールでは、飛び込みの練習が出来ないので、
飛び込みは、しきらんのに、悲しいかな…
隣がスタート台に立つとみんなツラレテ飛び込んじゃった!
みごとに、いつもより1秒以上タイムが悪くなった。
ボッチャン~、バッチャン~な飛び込みを披露してしまいました。
リレーも、もうすぐタッチなのに、どこみよ~と!もう、来るよ~!
待っとかんね~!まだ、スタートしたらダメって!
ゴーグル下ろして~!
と、違う意味でハラハラドキドキでした
。
ガラスの向こうの本人には、聞こえないけど親達は、叫ぶのダ
。
思ったことが口から声となって出るんだな…おばさんは
。
まっ、色々課題も見つかったんで、
また来年に向けてこれからも頑張ろうね。
実は、まほろば倶楽部には、
もうひとつ別の曜日に泳いでいるグループがあります。
発会当時、全く泳げなっかた小学生のグループです。
当時は、顔もつけれない、じっとしていれない、指示が通らない…
と、水泳以前にクリアしなければいけないことがたくさんありました。
私は、最初の立ち上げの時にしか関ってないけど、
ボランティアさんを探し、足りない時は、親が交代でプールに入り、
続けてきたそうです。
今回の大会には、そちらのグループからも4名の参加者があり
当時のボロボロ状態を思うと、
本当によく頑張ったと人事ながら目頭が熱くなりました。
辛抱強くここまで、指導してくださったKコーチに心から感謝です
。
今日、初めて大会に参加したKくんが25M完泳した時には、
ほんと感動しました。
モトニノが泳ぎ始めた頃のこと思い出したりもしました。
この子達は、1つのことを覚えるのにとっても時間を要します。
「うちの子は、できない。と、すぐに諦めないで下さい。10年やってできんかったら、
そう言ってもいいです」と言われた先生もいました。
水泳を始めるまで、水で顔が洗えず、タオルで拭くしかないくらい
顔が濡れるのが嫌だったモトニノも、
5年くらい経った時に飛躍的に進歩しました
。
「自閉症は、泳げません」と言われた先生に会った人もいます。
誰と出会い、何を信じて頑張るか。
親も試行錯誤しながらやっています。水泳だけじゃなくね。
自閉症でも泳げます(笑)
!諦めずに頑張りましょう
!
そう言えば色々なデマ話をみんな聞いています。
黄色○番の食紅の入った食べ物を食べたら、多動がひどくなる。
くるみを食べたら改善される。
ミキプルーンもいいらしい。
私が聞いた最強は、養命酒飲んだら自閉症が治る、かな(笑)。
デマ話コンテストやりたくなりました。
どんなん出てくるんやろ。
ちなみに、ともなおさんは、かなりの数のくるみパウンドケーキを焼いたらしい
。
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