絆創幸2 伝え合おう!~人をつなぎ・命を守る~ 

2012年07月18日 01:46

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ドタバタです。すっかり報告が遅くなりました。ごめんなさい!

4月からずっと、準備をしてきた絆創幸2がいよいよ始まります。太田先生からお預かりしていた「南三陸町の佐々木さんの書道教室の子どもたちが書いた作品」や写真などをみんなで掲示。台紙や名前、裏に両面テープを貼る準備は、モトニノの水泳サークルのお母さん達が手伝ってくれた。おはな紙の花を貸してくれたのは、教務課のHさん。みんなの手作りで作品展を盛り上げます。太田先生も早くみえて一緒に掲示~。



竹下先生
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薬剤師の竹下先生は、震災後1ヶ月もたたない大混乱のころに南三陸町に行かれていて、当時の配給の食事、救援物資、衛生状況、健康被害のことなどなどを報告してくださいました。救援物資のお薬は、種類や数がない中で、代替のお薬を確保する為には、ぜひ日頃の備えとして「お薬手帳」の携帯を!と強く呼びかけられました。ジェネリック薬品が普及した昨今、緊急時に救援物資のお薬から代替のお薬をもらうことは、とっても大変だそうです。日頃から持ち歩いていれば、急な病気や怪我の場合も自分を助けてくれます。食料や水の備蓄、避難所の確認、家族の約束ごとなど「日頃の備え」で、まずは自分のこと、自分の家族のことは、自分で守ることが大切というお話をしてくださいました。当時の写真を拝見しながら、先生の熱い思いが伝わってきて、あちらこちらで涙が・・・。

太田先生
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竹下先生から約1ヶ月後、同じく南三陸町に入られた太田先生。先に竹下先生が紹介された当時の配給食と比較して「どうですか?1ヶ月たってもあんまり変わらないですよね。ずっとこんな、ほぼ炭水化物や甘いものだらけの食事を続けていたら体がおかしくなるんです。せっかく津波から助かった命が、その後に脳梗塞や肺炎で亡くなっておられる方がたくさんおられます」とのショッキングな話。山のように届く救援物資のお菓子、それがいつでも「ご自由にどうぞ」とそこいら中に置いてあることで、体調を崩す子ども達。ただでさえみんな歯磨きもままならぬ状況で、口の中の環境が悪い時に、こんな食事やお菓子ばかりを口にしていてたら、体も心も参ってしまう・・・。歯磨きができない時だけじゃなくて、日頃からやっておくといいですよと、教えていただいた‘あいうべ体操‘みんなでやってみました。


竹下先生も、太田先生も「日頃の備え」として、物資のストックはもちろん、家族で話し合っておく約束事、近所や地域の密な連携、薬の管理、歯や体の健康管理などが重要だとお話されました。そして、いつでも助け合える関係、人と人のつながりが大切だと何度もくりかえされました。。日頃からご近所で仲良くすること地域の行事などに参加することを心がけたい、という言葉がアンケートにたくさん書かれており、参加されたみなさんにも、先生方の熱い想いは、しっかり届いていると感じます。




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3月のチャリティイベントの時にみんなで手話に合わせて歌った「祈り」。今回もみんなで、手を合わせて祈りました。太宰府手話の会のみなさん、ギター演奏のためだけに来てくださったYさんのご主人さま、ありがとうございました。


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この春、立ち上がった「防宰ボランティアネットワーク」について、会員のH議員からご紹介いただきました。災害ボランティアセンター設置の際に一緒に行動する、ボランティアの育成が活動の柱。毎月1回、6回シリーズで講座を予定されています。次回は、7月28日15:00~いきいき情報センターにて。

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市役所福祉課のI係長には、市が準備をすすめてある「要支援者リスト」につて説明していただきました。65才以上の方は、案内が来て希望制で登録をするようになるそうです。障がいのある我が子なんかは、自分から手をあげないと。支援を受ける側も、自ら情報を集めたり、こちらから情報を発したりする必要があるみたい。(急にお願いした、I係長。すみませんでした~。)

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今回「伝え合おう」ということで、その他お2人の先生のホームグラウンド‘大佐野区‘の自治会長さんや、防災訓練を3年連続して行っておられる水城ヶ丘区のYさんから‘地域の動き、連携‘についてもお話いただいたり、子ども達の絵画教室でありながら、太宰府に訪れる方々を自然に、しかも強力にサポートする活動を行っておられる牟田アトリエさんにもお話いただきました。エ・コラボがみなさんにお伝えしたかったのは、「色々な立場の人が、それぞれに頑張ってありますよ。」ってこと。ほんとは、このあと参加者でワイワイ話したかったけど、すでに40分押しで断念。「絆創幸4をまたやりましょ~」ってことに?!。盛りだくさんの内容に自分たちでまとめることができず(笑)筑紫女学園大学のY教授(写真)に総括をお願いしました。「みんなできることが違うから、日常はそれぞれに頑張って、ネットワークを作り情報を共有しましょう。そのためには、地域をもう一度見直して、顔の見える関係を大切に。そして、このようなNPOの自発的な活動もいいけど、やはり行政や社協の動きは重要です」とまとめていただきました。


みなさん長時間しっかり聞いてくださって、ありがとうございました。アンケートもびっし~り書いてくださった方が多くて、熱い会場の雰囲気がアンケートにも現れていました!しっかり受け止めてもらえたのが、伝わってきます。私たちの胸にもしっかり刻まれました。あとは、これを日々の生活に活かさないとと思います。




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興奮冷めやらぬも、撤収・・・。1枚1枚大切に外して、子ども達が書いた文字を手にして、私たちにできることは、何だろうと今一度感じました。参加者のみなさんもじっくり見てくださって、それぞれに感じられたことがおありだと思います。

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人をつなぎ・命を守る。人と人がつながることの大切さを改めて感じた今日。こうして新しいつはがりが生まれたのも嬉しい。牟田アトリエさんと太田先生。


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絆創幸3で福岡にやってくる京香ちゃんからの手紙。このお手紙が私たちもつないでくれました。次は、絆創幸3でお会いしましょう。

コメント

  1. デザート・ムーン | URL | -

    宮城県 南三陸町の佐々木 光之です。

     皆様の御支援、
    そして「作品」に対する御心配りに、
    重ね重ね感謝いたします。


     皆様の地域でにも、悲しい水害が……。


     我が家は津波が浸水深2メートルをはるかに超えまして、
    私の眼前で流れていきました。
    (ネット動画には、偶然に私の声=家も=が、記録されています。)

     災害は、どこにでも起こりますね。
    避難所の環境づくりはもとより、
    それまでの街並みを失うことになった時に、
    「新しい街並み」をどこに
    どう作るべきか……
    などなどを、
    災害の無い元気な時にこそ
    企画・立案をしていて下さい、ぜひ!!

     取り急ぎ、御礼のコメントです。

  2. snowy | URL | -

    Re: 宮城県 南三陸町の佐々木 光之です。

    コメント、ありがとうございます!

    墨の良い香りのする作品、元気な文字や見事な文字、来場された方々も準備したメンバーも本当に感心しました。そして遠い佐々木さんの書道教室を、ぐっと身近に感じました。

    福岡でも南部や熊本、大分と大雨で大きな被害が出ています。書かれてあるように、どこに住んでいても大きな災害が起こる事を今更ながら実感しています。絆創幸というチャリティーイベントがきっかけで、地域の中での繋がりも生まれました。少しずつではあると思いますが、地域の人たちが集まり考えあえる機会を継続していければなぁと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします。

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