大木町へ環境学習

2013年09月09日 21:19

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ドタバタです。長いけど頑張って読んでください。


ずっと行きたいと思っていた「大木町」の見学が実現しました。環境課が企画された環境学習に、日頃エ・コラボカフェに来てくださる方々やNPOで活動されてる方達もお声掛けして10名で参加しました。環境課からも3名おみえになりました。


大木町は、家具の街大川市の手前、農業を主たる産業とする人口約1万5千人の町で、平成20年3月にもったいない宣言(ゼロウエイスト宣言)を公表、「ごみ」の再資源化を進め、平成28年度までに、「ごみ」の焼却・埋立て処分をしない町を目指しています。(ゼロウエイスト宣言は徳島県上勝町に続き、全国で2例目です)。ごみ処理の限界から始まった“循環のまちづくり”を学びました。


まずは、大木町環境プラザ 資源ごみや粗大ごみの回収所 リユースプラザ「くるくる」へ。

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驚くほどの細かな分別、27種類もの素材に分けてあります。カイロは、袋を開けて中身を再利用(何かに埋める…とか言われたけど、聞き漏らした)、ビンもさらに細かく分別。そのままリサイクルに回せるビール瓶や一升瓶を生きビン、油などで汚れた瓶を雑ビンと呼んでありました。スプレー缶の横には、穴を開けて中身を出し切るように、箱の隣に穴あけの道具とバケツもセットされていました。細かく分別されていますが大きな表示の前に箱が置かれているのでとてもわかりやすいです。


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牛乳パックは、太宰府でも回収していますが、太宰府では、ダメなアルミ箔付きの飲料パック(手前の箱の中、銀色のお酒のパックなど。)も回収されていてました。後で係の方がアルミを剥ぐ作業をされ、白い紙の部分をリサイクルされるそうです。まだ試験段階だそうで、この素材の回収箱にリサイクルの流れの説明が貼られていました。この足元が見えてる担当の女性が、とっても熱心な方でしたが「やってるうちにこれもリサイクルできるね、って増えて行って」と話されていました。

写真撮り忘れたんですが「紙おむつ用のBOX」もありました。こちらは、密閉BOXで臭いが漏れないようになっています。紙おむつは、大牟田にあるリサイクル工場に運ばれて処理されるそうです。BOXには、おむつメーカーの名前が連記されており、このBOXは企業からお金が出ているのかな??アルミ箔付パックを持ってこられた方にも試験協力ということで、企業から協賛されたジュースやティッシュなどを持ち込まれた方にプレゼントされているとのこと。企業の取り組みも大事なところ。


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なんとこの27分別!町民自らがゴミを運んできて自分の手で分けてあります。地域でも50行政区、全ての地域の管理のもと月1回ご近所で回収をされているそうですが、こちらへちょこちょこ運んで来られる方の方が多いそうです。エ・コラボの回収庫にも「今出したくて」と言って持ってこられる方、多いですもん。第3セクターで運営されており、先ほどの女性と2名の男性3人で分別に立ち合ってあります。



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敷地内にある「リユースプラザ」平日15:00~18:00、第2・4日曜日10:00~17:00にOPEN。持ち込んでこられた資源ごみや粗大ごみの中から、持ち主に許可をもらい、まだ使えるものを展示・販売をしています。新品やまだ使えるものがリユース品として低価格で販売されています。店内は、常設のエ・コラボフリマ!って感じ(笑)。売り上げは運営に充てられているそうです。持ち込まれた町民方へは、商品や収集袋と引き換えできる「くるくるポイント券」が進呈されています。「活動費に充てて」と、断られる方などこの仕組みを応援してる人もいらしゃる様です。買い物は、町外の方もできるので私たち一行もお買い物しました。次の持ち主が決まってこその循環です(^_^;)。


おおき循環センター“くるるん”
リユースプラザ「くるくる」から車で5分ほどのところにあります。ごみを資源として活かす循環のまちづくりの拠点。バイオマスセンター(メタン発酵施設や学習施設)と道の駅おおき(JA福岡大城農産物直売所くるるん夢市場、健康地域応援レストランデリ&ビュッフェくるるん)が隣接して建っています。ゴミ処理場の隣にレストラン!!!見学が国内外から後を絶たないそうです。大木町環境課のS課長が循環の仕組みの詳しい説明をしてくださいました。

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1軒に1個、水切りができる蓋つきの生ごみ専用バケツが配布され、町民は家庭から出る生ごみをそのバケツに入れて1週間に2回、行政が運んで来るこの大きなバケツに自分で持って行きます。回収された生ごみは、バイオマスセンターに運ばれ、処理されています。

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生ゴミ、浄化槽汚泥、し尿を発酵させ資源化。液肥は有機肥料として田んぼや畑へ散布、バイオガス利用して発電
施設内の温水や電力になっています。この施設の8割の電力を賄っているそうです。町の中には、資源化し循環する仕組みが目に見える形でたくさんありました。


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道の駅おおき(JA福岡大城農産物直売所くるるん夢市場)と地域の野菜を使った美味しい食事をいただける「健康地域応援レストランデリ&ビュッフェ くるるん」。レストランは平日でも順番待ちでした。ごみを資源物として扱い再資源化することで生まれたエネルギーが無駄なく使われ、最終的には地域産業で活かされていました。



私たちも毎日のように資源ごみと向き合っていますが、新品の服が捨てられていることも珍しくありません。古着の中にも、まだ十分着ることができるものがたくさんあります。エ・コラボは、それらをバザーをして販売し、障がいのある人の働く場資金として積み立てていますが「くるくる」の担当者の女性は、純粋に「もったいない」気持ちで仕事以上の思いで取り組んでおられるのが伝わってきて感動しました。立派な施設があってもそこに「思い」がなければ、活かせれないような気がします。環境課さんも「現場にいないと」と、庁舎ではなく、課そのものが「くるくる」の敷地の中にありました。


太宰府市の環境課さんに「大木町に行ってみたいんです!」とお話したところ、「市民の方に勉強していただくのも市役所の仕事ですから」と企画してくださり、さらに3人の方が同行され一緒に学ぶことができました。ゴミの問題に一歩進んだ取り組みをしようとされている環境課の方達と一緒に、見たり聞いたりして、感想を述べ合いったり、質問できたりしたこと、そして同じ空間にいたからこそ感じた共感を何かにつなげていけたらいいなあと思いました。


私たちなりに一生懸命リサイクルに励んでいるエ・コラボですが、今回「ごみの発生自体を減らすには、リサイクルでは、なくリデュース (Reduce)が1番」と教えていただき、ゴミを出さない生活もイチ主婦としては、頑張らないとと思いました。費用対効果なんかも考えれば、いろんな側面から考えることが必要なはず。大木町は、とっても素晴らしかったけど、太宰府では何ができるか、どこまでができるか、必要か…は、太宰府方式を考えていかないといけないのかもしれないな。でもまずは、関心をもって、自分にできるレベルで続けることが大切かな。


今回の環境学習に際し、環境課さんには、大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。次は、市民政庁まつりのクリーンステーションですね!頑張りましょう!

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