2009年05月06日 23:44


セブン・イヤーズ・イン・チベット ブラピが出ていて見たのだけど、その時からチベット、ポタラ宮へ行ってみたいと思っていました。 未だに行く機会には恵まれていませんが、九博でチベット展があるということで、楽しみに行ってきました。
(平均標高4000m)高山病の心配なしに、天空の至宝との出会いをお楽しみくださいとパンフレットに書いてあります。いざ展示へ・・・
(*以下画像は、九博より提供されたものです)

「タルチョー」とよばれるチベットの青、白、赤、緑、黄色の祈りの旗、それぞれに表す意味があります。5つキーワード 密教 怒り 女性 金色 5 それらをまず読んでっと
「守りがみ」 おみくじみたいに、ひとつ引いた自分の守りがみを捜しながら展示を見て回る、とても楽しかったです。




白傘蓋仏母
愛と慈悲の女神
白い傘で、災難から守ってくれる。とても強い神様。
家族で、自分の守りがみを捜しながら、あーだこーだというのも楽しいです。
「お前のは国家一級文物(国宝)やけど、俺のは違うし・・・」とダンナさん。
ダンナさんの守がみさまは、ダーキニー
スタイル抜群の女神さま
子どもは智慧をもって悪を倒す神 ヤマーンタカ
憎しみや怒り、嫉妬などの悪い心を振り払い、身を守ってくれる。本来の姿は文殊菩薩。

人の手が創り出せるものの凄さ、長い時を越えて自分が目にすることのできる素晴らしさ
私に知識はないけれど、単純にきれいだとかスゴイと感動します。

似ているけれど、手を見ればわかるそうです・・・
次のコーナーへ行くと、


前を見ると、ポスターにも出ている
”カーラチャクラ父母仏立像”
事前にパンフレットも見なかったので、何だろう・・・
男性の仏と女性の仏が一体化することによって、得られる悟りの境地を表現していると書いてある。
現地では、身体に布が巻かれて展示してあるので、このようにして見ることはできないそうです。
男が女に与え、女は子を産み、子から男がさとりを得るみたいなことが展示のところには、書いてありました。男も女も子も、それぞれが何かを与えたり与えられて、つながっていてこの世界がある。みんな必要な存在なんだと、自分なりに考えたりしました。


キレイ・・・ それは自然で尊く美しい姿という印象を持ちました。

優しげな表情と姿をずっと見てしまいました。
救いからもれたひとを救ってくれる女神
チベット展を見て
男女の神様はそれぞれに違う力を持ち、優劣もなく、人々に信仰され愛されていると感じました。
実際の人間もそれぞれの違いを理解しながら、尊敬やいたわりや愛しながら生きていけたらと思いました。何を思うかはそれぞれでしょうが、何かを感じさせる力をここで出会ったかみさまたちは持っているように思います。


そうそう、マニ車をくるくると回してみたかったんです。出口の所に実際に手に持てるものがあります。
3時間近くいましたが、まだまだじっくりと鑑賞したかったです。
近くで、こんなに素晴らしいものを見ることができて、本当によかったです。
次の阿修羅展も楽しみです。
by/snowy
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